桜高文化祭〜京都観光 遠征1日目

本日から3日間、滋賀県米原豊郷町、そして京都と同人誌即売会や観光目的で遠征。
本格的な遠征はこみけっとスペシャル5以来。
関東以外の遠征は初めてになる。


桜高文化祭自体は30日の土曜日だけど、こみけっとスペシャル5の経験から前日入りすることに決めていた。
そんなわけで1日目の金曜日は年休を取って万全の状態で臨む。

出発〜豊郷

10時前に起床。
本日は年休を取っているので午前中から向かう予定にしていた。
予定では7時くらいに起きるはずだったのだが…昨夜はサークルチェックや荷物の準備で寝たのが3時近く。
その週は仕事で忙しく、準備する時間が全く無かったからしょうがないか。


そんなわけで家を11時前に出る。
関東の天気は悪くないが、目的地の近畿地方には台風が徐々に近づいていた。
開催一週間前くらいから台風が近づくような予報になり、直前になって開催日に台風が通っていくような予報になっていた。
桜高文化祭の公式ホームページも台風情報に変わるほど。
なので雨に対する対策も抜かりなく。
新横浜に11時半頃到着。
新幹線の切符を買って時刻を調べると11時53分発新大阪行きのひかり511号が米原に停まるのでこれで行くことに。
乗車していざ米原へ。


以前京都へ観光しに行った時は大学生でしかも18切符だったので一日がかりの移動だったが、今回は新幹線ということで早い早い。
新幹線に乗るのも数えるほどなのでそのスピードの速さに怖くなったりもしたがすぐに慣れる。
車内では主に風景を眺めて時間を過ごす。
岐阜羽島を過ぎて間もなく米原に13時48分到着。
18きっぷを使って京都に行った時も利用したが、風景を全く覚えていなかった。


これからの行動は、このまま豊郷小学校に向かって人の少ない内に聖地巡礼をすること。そのために余計な荷物を減らすために改札から出てコインロッカーを探す。
ちょうど改札前にコインロッカーがあったので衣服等を詰め込んだら、腹ごしらえをしようと駅前の飲食店を探す。
近江鉄道が発車する15分くらいの間に蕎麦でも掻き込もうと思ったら何もない!
反対側も何もない!
新幹線が止まるから何かあると思ったらびっくりするくらい何もない。
近江鉄道は1時間に2本くらいしか本数がないので1本逃すと時間が押していく。
仕方がないので腹が減ったまま向かうことに。
近江鉄道の改札で切符を購入して、電車を撮った後に乗車。
ホームには大きなカートを引いた同類らしき人も見受けられた。
乗り込んだ後にホームの掲示板に桜高文化祭のポスターが貼ってあることに気付きつつも、いざ豊郷へ。

豊郷小学校

道中はのどかなローカル線の風景だったが、車窓から見えた彦根は結構大きい町だった。
30分程乗車して14時40分に豊郷に到着。
こんなに小さな人の少ないローカル線の駅は初めてかもしれない。
線路を横断して待合室を抜けようとすると、すでに明日に向けて豊郷小学校への道案内が掲示されていた。
駅前にパン屋があったので昼飯を調達。
パン屋で先に会計を済ませていた2人も明日の桜高文化祭目当てで来ているようで、福岡から来たとおじさんと話していたな。


駅から豊郷小学校への道は大まかに頭に入っていたので適当に歩いて行く。
最初の曲がり角で唯の飛び出し坊やを発見。
道なりに歩いて豊郷町役場などを通り過ぎつつ適当に曲がっていったら豊郷小学校の正面に出た。
これは…アニメに出てきた通りの景色だ…これは感動する。
正面から写真を撮って満足した後に敷地内へ入る。
自分と同じ聖地巡礼らしき人が数人居た。
アニメに出てくる石像や風景をバシャバシャ撮りつつ校内へ。
入り口で靴を脱いで用意されているスリッパに履き替えて散策する。
初めて来たのにアニメまんまの風景が目の前にあるから見覚えがあるという不思議な感覚。
音楽室を目指すとそこにはけいおん部が過ごした部室がそのまま現実にあった。
先客が4,5人程おり、近江鉄道で見かけた人もいた。
黒板は絵で埋まっていて机の上にはティーカップも置かれている。
テンション上がりっぱなしでここでも写真を撮りまくる。
満足に撮り終えた後は明日行われる即売会の下見として、会場となる教室を確認。
…こんな狭い教室で即売会をするのか。
阿鼻叫喚にならなければいいけど、とか考えつつ次は講堂。
ここでも感動しながら写真を撮る。
校内から出て正面左手の酬徳記念館へ。
中ではけいおん関連のおみやげやスタンプ、休日に開かれているけいおんカフェのためかテーブルと椅子も設置されていた。
ここでコースターやキーホルダーを購入。
明日の即売会の各サークル搬入物もここに置かれていた。
16時半頃に豊郷小学校を離脱。
そろそろ日も傾いてきたところだった。
琵琶湖を明るいうちに拝みたいと思っていたが無理そうだ。
豊郷駅に戻ってとりあえず琵琶湖が近そうな彦根へ。

彦根駅彦根城〜琵琶湖

彦根には17時14分着。
既に太陽は沈んで空はほとんど暗い。
それでも琵琶湖を見たいと思って歩くことに。
地図で確認すると途中に彦根城があるので寄っていこうとまずは彦根城を目指す。
15分程歩いて彦根城の正門前まで来るが当たり前だが既に観覧時間を過ぎて閉まっていた。
ということなので琵琶湖を目指す。
彦根城伝いに歩いて行き大きな公園を抜ける。
途中暗くて誰も歩いていなかったのでちょっと怖かった。
大きな道路に出て20分ほど歩いて琵琶湖湖畔に到着。
だが真っ暗、何も見えない。
対岸に灯りがぽつぽつと見えるくらいで他はわからない。
長い距離を歩いて疲れたのでいくらか休憩した後に彦根駅へ30分以上歩いて戻った。
歩き回って飯屋を探すが良いと思うところが見つからない。
琵琶湖を目指す前に目についた駅前の飯屋に決めて19時頃入店、カキフライ定食を頼む。
けいおんを生み出した偉大な先生に敬意を払いつつ…なんて事でもないが、歩き通した身にはとても美味しい食事だった。
特に味噌汁がうまかった。


40分ほど店でゆっくりしてから退店し米原のホテルへと。
その前に駅前のコンビニで夜食や朝飯を買い込む。
JR東海道本線彦根駅から米原駅に移動。
途中で傘をコンビニで買い忘れたことに気づくがホテルの前にスーパーがあるというのでそこで調達しようと考えてそのまま米原へ移動。

米原〜就寝

米原駅西口から2,3分歩いた場所に今日の宿があった。
チェックインして部屋に入り一息つく。
駅前が何もないので少し寂しいホテル。
無線LANのセッティングや荷物を放り出す等して明日に向けて考えを巡らすが…やはり傘がないのがつらい。
スーパーは閉まっていて明日の朝も開くのは遅いようだった。
雨が予想される天気で雨具がないのはどう考えてもつらいので結局彦根まで戻って傘を調達することに。
財布と電話だけ持って彦根へ。
再び駅前のコンビニに入ってビニール傘を確保。
ホテルに戻ったのが21時半頃だったので結局30分以上かかってしまった。


一時間程明日の天気をテレビでチェックしたりネットをチェック。
明日の行動スケジュールも考える。
このホテルを明日も予約していたが、寂しいところなのでもう一泊する気が失せた。
明日は京都まで移動して京都のホテルに泊まることにした。
ネットで京都のホテルを確保してフロントで予約キャンセルをする。


シャワーを浴びてさっぱりした後にサークルチェックや簡単な準備を行って1時頃就寝。

雑感

久しぶりの関東を出た遠出は楽しい。
初めての景色を眺めるというのはわくわくする。


2時間程早く家を出発していたら明るいうちに琵琶湖を拝めたんだろうなと考えると後悔してしまうがしょうがないか。
豊郷小学校はまさにアニメまんまで素直に感動。
思う存分写真を撮りまくった、一眼レフ購入して良かったな。


米原は駅前に何もなくて寂しいところだった。
彦根のホテルに泊まればよかった。


ホテルのシャワーは慣れない。
有線LANを無線LANに変換するコンバーターを遠征直前に仕入れたがこれがなかなか便利。
SoftBankの回線だと遅いからね。


それにしても明日はどうなるのだろうか。
台風が接近している最中の入場待機は大変だろうな。
そのために準備はしてきたが、台風というのは…どちらにしろ印象や思い出に残る即売会となりそうだ。